兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラやおねだり問題で話題となっています。
百条委員会での内容も知事にとっては厳しい内容が続いていますが、
それでも知事を辞職しない理由について考察していきたいと思います。
斎藤元彦氏とは
先ずは斎藤氏のプロフィールを簡単に紹介します。
- 名前:斎藤 元彦
- 生年月日:1977年11月15日
- 年齢:46歳(2024年9月現在)
- 出身地:兵庫県神戸市須磨区
- 職業:政治家
- 所属政党:無所属
そして東京大学卒業後の経歴がこちらです。
平成14年 4月 | 総務省入省 |
10月 | 三重県庁 (北川県政下で初めての地方勤務) |
平成15年 9月 | 総務省 大臣官房総務課 |
平成20年 4月 | 佐渡市 企画財政部長 |
平成23年 4月 | 総務省 大臣官房企画課 課長補佐内閣官房副長官補付 |
9月 | 総務大臣官房秘書課秘書専門官 |
平成25年 7月 | 宮城県 総務部 市町村課長 |
平成28年 4月 | 総務省 自治税務局 都道府県税課 課長補佐 |
平成29年 7月 | 総務省 都道府県税課 理事官 |
平成30年 4月 | 大阪府 財務部 財政課長 |
令和 3年 3月 | 大阪府・総務省退職 |
8月 | 第53代 兵庫県知事に就任(現在に至る) |
斎藤元彦氏が知事を辞めない4つの理由とは?
ここからは斎藤氏が知事を辞めない理由についてまとめています。
年収への固執
斎藤氏の2023年の年収は、1,565万円です。2024年に2023年分の所得や資産を記載した報告書が公開されており、斎藤氏は知事報酬以外の所得はありません。また退職金に関しては推定1,500万円~1,700万円と言われています。
就任から今年8月までの計算だと、約1,561万円の退職金が支払われるみたいです。
兵庫県知事という地位への固執
「元彦」という名前は第36・37代兵庫県知事を務めた故・金井元彦にちなんで斎藤氏の祖父が名付けたそうです。日本ケミカルシューズ工業組合理事長を務めた祖父は、兵庫県政にも顔が利き、自民党国会議員が県議時代に後援会長も務めていたそうです。斎藤氏が兵庫県知事になることは、幼い時からの夢であり、祖父との約束もあったのかもしれません。
天国にいる祖父はこの出来事をどのように思っているのでしょうか?
職務をまっとしている自己肯定感
県民に選ばれ改革を進めているだけで、『自分は県民に支持されている』と今でも本気で思っているようです。そして今回このような事態となり、自身の力不足を強く痛感し11日の定例会議で『涙』する場面もありました。
二人が亡くなっている問題でありながら、自身が期待に応えられなかったことに『涙』を流しています。このような状況でも県政をしっかり続投していきたいという思いは強く持っているようです。
リコール運動が起こるまで
現在、9月議会の開会日である19日に不信任案を提案するべきとの意見が政界では大勢を占めています。不信任案が可決された場合、斎藤氏の対応につて「法律にのっとって、様々な選択肢をしっかり考えていく」と述べ、議会解散の可能性を否定していません。今回、斎藤氏が県議会の解散を選択すれば、都道府県議会では初となります。
県議会解散後に実施される県議選には16億円程度かかるようです。
まとめ
斎藤氏が知事を辞めない4つの理由についてまとめてみました。
- 年収への固執
- 兵庫県知事という地位への固執
- 職務をまっとしている自己肯定感
- リコール運動が起こるまで
今後大きな進展が予想される、9月議会の開会日である19日に注目が集まります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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