いよいよ最終戦、前県知事斎藤氏の支持が更に高まってきています。要因としては「百条委員会の音声流出」や「おねだり知事」問題が企業側から否定されたという報道が、斎藤氏に有利に働いているといえます。
依然として稲村氏が一歩リードをしており、斎藤氏がそれを追う展開となっています。
ここからは一騎打ちが想定される、稲村氏・斎藤氏の最新情勢について調べていきます。
一騎打ちが想定される、稲村氏・斎藤氏の最新情勢は!?
最新の世論調査
マスコミ各社の電話調査と独自取材によると、無所属新人の元尼崎市長稲村氏がわずかにリード、再選を目指す前知事斎藤氏が激しく追う展開となっています。そして日本維新の会を離党し無所属新人で出馬した、前参院議員清水氏は苦しい戦いが続いているようです。
共同通信:元尼崎市長稲村氏がわずかにリードし、再選を目指す前知事斎藤氏が激しく追う展開となっている。日本維新の会を離党した無所属新人の前参院議員清水氏は広がりを欠く。
読売新聞:新人で前同県尼崎市長の稲村氏がややリードし、前知事斎藤氏が追う展開となっている。日本維新の会を離党して無所属で出馬した新人で前参院議員清水氏は、維新支持層を取り込めていない。
朝日新聞:尼崎市前市長の稲村氏がやや先行し、前職斎藤氏が激しく追っている。前参院議員清水氏らは苦しい。
先頭に立ちぐいぐい引っ張っていくリーダーではなく、足並みを揃え、計画建てた道筋を慎重に進めていく誠実な人格者でしょうか。
両候補の強みと弱み
稲村氏の強みは何といっても、『対話力』です。12年の尼崎市長時代の経験をもとに「対話と信頼なくして、改革なし」をキーワードに、県と市町の連携強化と、多様な県民の声が届く、風通しの良い県政を目指しています。
そして弱みとしてはネット選挙戦略ではないでしょうか。両者のXのフォロワー数だけを見ても斎藤氏の16万人に対して、稲村氏は1.5万人と大差をつけられています。
斎藤氏の強みとして、やはり芯の強さではないでしょうか。不信任を受け、百条委員会でもなお自身の私考を貫くあの『鋼の心』が、県民のために使われるとしたら。
そしてもう一つの強みは、今回の知事選へともに出馬をしている立花氏です。立花氏は自身の当選を目的とせず、斎藤前知事の支持をする異例の出馬をしている。
弱みとしては県知事時代に起きた『パワハラ問題』ではないでしょうか。未だ決着がついておらず、真実は何だったのか。今でもマスコミやSNSで様々な憶測が飛び交っています。
各政党の支援
各政党は特定候補者の支援はせず、自主投票する方針です。各政党に所属している議員は既に候補者の支援にまわっています。
自民党
県最大政党の自民党の支援先は、稲村氏、斎藤氏、清水氏の3候補に分かれています。
立憲民主党・国民民主党
自主投票の方針ですが、稲村氏を支援しています。
共産党
党推薦で医師の大沢芳清氏を支援しています。
まとめ
一騎打ちが想定される、稲村氏・斎藤氏の最新情勢は!?
・最新の世論調査
・両候補の強みと弱み
・各政党の支援
17日は、いよいよ投開票の日です。
期日前投票をした人は、前回の約1.5倍となる約77万人に上り、今回の選挙への注目の高さがうかがえる結果となっているそうです。
前例のない選挙戦の大勢が判明するのは、投開票当日の17日夜遅くになる可能性も。最後の最後まで大接戦となっている知事選に注目が集まります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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