注目の兵庫知事選!!出直し選の斎藤前知事と候補者の最新情勢は!?

斎藤前知事の失職に伴う、兵庫県知事選挙が10月31日に告示されました。県政の立て直しなどを争点に論戦が交わされる見通しです。

知事選には過去最多の7名が立候補し、いずれも無所属での出馬となっています。

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10月27日に衆議院選をおこなったばっかりなので、各政党も独自候補を擁立する調整時間がなかったようですね。

ここからは出直し選の斎藤前知事と候補者の最新情勢について調べていきます。

出直し選の斎藤前知事と候補者の最新情勢は?
まとめ

出直し選の斎藤前知事と候補者の最新情勢は?

まずは候補者の紹介を簡単に。

・斎藤元彦氏　前兵庫県知事
・稲村和美氏　全国兵庫県尼崎市長
・大澤芳清氏　共産党が推薦する医師
・木島洋嗣氏　ニュース分析会社社長
・清水貴之氏　参議院議員
・立花孝志氏　政治団体「NHKから国民を守る党」党首
・福本繁幸氏です　レコード会社社長

告示前の支持率ランキング

県内の有権者を対象に、候補者に対する支持を尋ねたところ、前尼崎市長の稲村和美氏（５１）がリード、前知事の斎藤元彦氏（４６）が追い、参院議員の清水貴之氏（５０）が続いた。ほかの４人は厳しい。ただ約３割の人が態度を明らかにしておらず、情勢は変動する可能性がある。参照：神戸新聞社、X通信社調べ

注目候補者とその背景

やはり注目は前尼崎市長を3期務めた稲村氏ではないでしょうか。
稲村氏の出馬の経緯としては、知人や県内市町の首長らから「兵庫県をどうにかしてほしい」と要請され、斎藤氏が失職と出直し選への立候補を表明した9月26日に出馬を決断したそうです。県議や市長の経験を生かし、担うべき役割があるなら県のために尽力したいと話しています。

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稲村氏は38歳で当時の全国最年少女性市長だったそうです

また前明石市長の泉房穂氏は稲村氏をこう評価しています。

「稲村和美さんについて、『兵庫県議会議員を経て、2010年から尼崎市長を3期にわたって務め、2022年に退任』と紹介されているが、私とは、同じ中核市の市長として、11年半、ご一緒してきた関係。県議時代も、市長時代も、無所属市民派としてやってこられた方でもある」引用元：毎日新聞

そして稲村氏は無所属での出馬ですが、県議会最大会派の半数以上が、稲村さんの支援に回る見通しです。

自民党県議団は２７日、独自候補の擁立を断念し、自主投票とすることを決めた。一方で、県議会が全会一致で斎藤氏への不信任を決議したことから、選挙戦で斎藤氏への支援は禁止するとした。引用元：読売新聞

ダークホースの斎藤氏の現在

全国から注目が集まる前知事の斎藤氏は、失職した9月30日の朝から連日、“駅立ち”の街頭活動を行っています。7時半から8時半までの約1時間、通勤客に「おはようございます」と声をかけ、頭をさげる。「頑張って」などと声をかけられると「ありがとうございます」と答え、再び深々とお辞儀をしています。

また10月30日の情報番組に出演した際、泉氏などコメンテーターからパワハラ問題について激しい質問を受けていました。

兵庫県明石市長を務めた泉房穂氏が、斎藤氏に「県職員がなくなった道義的責任、今は感じているのか？」と質問した。
斎藤氏は「職員の方がなくなったことについては、私も本当に心苦しくて、悲しくて…」と語り始め、泉氏はたまらず「責任はありますか？」と声を張り上げた。それでも斎藤氏は「いま、県政がこういう風になっていることについての結果的な責任は、私にあると感じています」と話すのみ。
しかし、「あの、人が亡くなられたことはつらいですし、悲しいことだと思っていますけど、私自身も文書問題を含めて、これまでの県政も一つ一つの仕事や対応というのは、そのとき取り得る最善の対応をやってきたつもり。結果的に亡くなってしまったことは本当に残念で心苦しいと思っています」と話すにとどめた。
「責任」という言葉を最後まで回避する話しぶりに、泉氏は「結果的ではないという批判が強いですけど。まさに追い込んだという批判も強い状況において、いつまでも結果的にというのは、ご遺族に対してもどうかと思いますが、変わりませんか？」と追及した。
斎藤氏は「ご遺族に対してお悔やみを申し上げたいと思います。亡くなった理由などは私自身も職員を追い込んだりするつもりはなかったので。一つ一つの対応は、法的な問題も含めてきちっとやらせてもらったと思っている」と答えた。引用元：Yahoo!ニュース

10月31日に神戸市内の広場で開いた出陣式には1,000人を超える聴衆が集まりました。集まった支持者の大半が女性で、「頑張れ～！」「負けないで！」と悲鳴に近い声援が何度も飛んでいたようです。
斎藤氏が「いろんな政治家、政党が斎藤を勝たせるわけにはいかないと強い声がある。斎藤か斎藤以外か。私は絶対に負けるわけにはいかない」と言葉を強め、「改革を止めるわけにはいかない」と話すと、演説は最高潮となり拍手が鳴りやまなかったそうです。